緑内障とは目の硬さ(眼圧)が高くなって、目の情報を脳に伝える神経(視神経)が障害され、見える範囲(視野)の一部に見えない場所ができる病気を緑内障といいます。
ほとんどの場合、特別な症状もなく少しずつ進行しますが、視力は末期になるまで低下しないので、ご自分では気が付きにくい病気です。
早期発見のため、最近では、人間ドックや健康診断でも緑内障に関する検査が含まれていることが多いのですが、40歳をこえたら、一度、眼科でくわしい検査をうけて頂いた方がよいでしょう。
10~21mmHg(水銀柱)が正常です。
神経の線維が1本の束になって脳に向かう部分を視神経乳頭といいますが、緑内障では、この乳頭部のくぼみ(視神経乳頭陥凹)が深く大きくなるのが特徴です。
また、乳頭部周囲の神経の線維がうすくなっているのが観察される場合もあります。
緑内障の視野障害の進行の仕方には一定のパターンがありますので、進行段階を把握するために重要な検査です。
検診や初期の緑内障の検査には、自動視野計を使った検査(静的量的視野検査)を行います。
片目で5~10分で終わる検査です。
また、進行した緑内障の方や、自動視野計では判定がむつかしい場合は、手動の視野計による検査(動的量的視野検査)をします。
この検査には片目20分程度の時間がかかります。
視野測定には、特別の検査薬は使いません。
ただ、途中で集中力が途切れると、結果が不正確になりますので、患者様のご協力が必要です。

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